アマチュアゴルファーの皆さん、こんにちは!出張型のゴルフ専門パーソナルトレーナーの梅田慎也です。
寒い季節でもゴルフを楽しみたい!という情熱は素晴らしいですが、気温が低い日のラウンドは、普段よりも怪我のリスクが高まることをご存知でしょうか?
今回は、寒い日のゴルフで起こりやすい怪我と、その対策について詳しく解説していきます。これらの情報を参考に、安全に冬のゴルフを楽しみましょう!
寒い日のゴルフで起こりやすい怪我
1.筋肉・腱の損傷
* 気温が低いと筋肉や腱が硬くなり、柔軟性が低下します。
* その状態で無理にスイングすると、筋肉や腱を痛めてしまうことがあります。
* 特に、アキレス腱、ふくらはぎ、太もも、腰などの筋肉を痛めるケースが多く見られます。
2.関節の痛み
* 寒さで関節の動きが悪くなり、痛みを感じやすくなります。
* 特に、肩、肘、手首、膝などの関節を痛めるケースが多いです。
* 「ゴルフ肘」と呼ばれる肘の内側上顆炎は、寒い時期は特に注意が必要です。
3.腰痛
* 寒いと筋肉が硬くなり、腰への負担が増加します。
* また、厚着による体の動きにくさも、腰痛の原因となります。
4.肉離れ
* 準備運動が不十分な状態でスイングをすると、筋肉が急激に引き伸ばされ、肉離れを起こすことがあります。
5.転倒・捻挫
* 冬のゴルフ場は、地面が凍結していたり、霜が降りて滑りやすくなっていたりすることがあります。
* 足元が不安定な状態でのスイングは、転倒や捻挫のリスクを高めます。
怪我を防ぐための対策
1.入念なウォーミングアップ
* ラウンド前は、室内でストレッチや軽い運動を行い、体を十分に温めましょう。
* 特に、肩、腰、股関節、足首などの柔軟性を高めるストレッチが効果的です。
* スタート時間の30分前には、ゴルフ場に到着し、入念に準備運動をしましょう。
2.防寒対策
* 保温性の高いインナーやアウターを着用し、体を冷やさないようにしましょう。
* 特に、首、手首、足首などの末端部分を温めることが重要です。
* 使い捨てカイロなどを活用するのもおすすめです。
3.厚着でのスイングの工夫
* 厚着で体が回しにくい場合は、スイングをコンパクトにする、ハーフスイングを意識する、など工夫をしましょう。
* 滑りにくいゴルフシューズの着用
* 冬用のゴルフシューズや、滑り止め付きのゴルフシューズを着用しましょう。
4.ラウンド中の防寒対策
* ラウンド中も、こまめに体を動かしたり、温かい飲み物を飲んだりして、体を冷やさないようにしましょう。
5.ラウンド後のケア
* ラウンド後は、お風呂にゆっくり浸かったり、ストレッチを行ったりして、筋肉をほぐしましょう。
まとめ
寒い日のゴルフは、入念な準備と対策を行うことで、怪我のリスクを大幅に減らすことができます。今回ご紹介した情報を参考に、安全に冬のゴルフをエンジョイしてください!
もし、ラウンド中に少しでも体の異変を感じたら、無理をせずにラウンドを中断し、専門家にご相談ください。
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