ゴルフスイングにおいて、トップから切り返す時に肩が上がってしまうのは、アマチュアゴルファーによく見られる課題です。この問題は、飛距離低下やスイング軌道乱れの原因となるだけでなく、肩や首への負担も増大させてしまいます。
そこで今回は、パーソナルトレーナーの視点から、肩が上がってしまう原因と、それを改善するためのエクササイズについて解説します。
1. 肩が上がってしまう原因
肩が上がってしまう原因は、主に以下の2つが考えられます。
- 体の軸が安定していない
体の軸が安定していないと、スイング中に体がブレやすくなり、肩に力が入ってしまいます。特に、下半身が不安定だと、体重移動がスムーズに行えず、体が前後に揺れてしまうため、肩で補おうとしてしまいます。
- 肩周りの筋肉が硬い
肩周りの筋肉が硬いと、スイングに必要な可動域が制限され、肩に力が入ってしまいます。特に、僧帽筋や肩甲骨周りの筋肉が硬いと、腕をスムーズに回転させることができず、肩に負担がかかってしまいます。
2. 肩が上がらないスイングを身につけるためのエクササイズ
今回紹介するエクササイズは、3種類あります。
エクササイズ1:プランク
- 目的: 体幹を鍛え、体の軸を安定させる
- 回数・セット数: 30秒 × 3セット
- 休憩時間: 30秒
- 注意点: 腰が反ったり、お尻が下がったりしないように注意する。
- ポイント: お腹に力を入れて、背筋を伸ばした状態をキープする。
エクササイズ2:ショルダーシュラッグ
- 目的: 肩周りの筋肉を柔らかくする
- 回数・セット数: 10回 × 3セット
- 休憩時間: 30秒
- 注意点: 肩を上げすぎないように注意する。
- ポイント: 肩をゆっくりと上げ下げし、肩周りの筋肉を意識的に動かす。
エクササイズ3:アームサークル
- 目的: 肩周りの可動域を広げる
- 回数・セット数: 前後左右それぞれ10回 × 3セット
- 休憩時間: 30秒
- 注意点: 腕を大きく回しすぎないように注意する。
- ポイント: 肩甲骨を意識的に動かし、腕を大きく円を描くように回す。
3. その他のポイント
- スイング中はリラックスして行う
- 必要であれば、ゴルフクラブの長さやシャフトの硬さを調整する
4. まとめ
肩が上がってしまう問題は、体の軸の安定と肩周りの柔軟性を高めることで改善することができます。今回紹介したエクササイズを参考に、ぜひ実践してみてください。
これらのエクササイズは、自宅でも簡単にできるものばかりです。 週に2〜3回程度行うことで、効果を実感することができます。
また、スイング中は常にリラックスして行うことが重要です。 体が緊張していると、肩に力が入ってしまいやすくなります。
必要であれば、ゴルフクラブの長さやシャフトの硬さを調整するのも効果的です。自分に合ったクラブを使うことで、よりスムーズなスイングが可能になります。
肩が上がらないスイングを身につけることで、飛距離アップやスイング軌道安定につながります。 ぜひ、今回紹介したエクササイズを参考に、練習に取り組んでみてください。
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