ゴルフの練習やラウンド中に、手や指の痺れや痛みを感じたことはありませんか?
ひどい場合は、腱鞘炎を発症してしまうこともあります。
これらの症状は、多くの場合、手首や指の使い過ぎが原因と考えられがちですが、実はそうではありません。
本当の原因は、胸や肩周りの筋肉の硬さによる神経の圧迫にあるのです。
今回は、パーソナルトレーナーの視点から、アマチュアゴルファーが陥りやすい手の痺れや腱鞘炎の根本的な原因と、ゴルフのパフォーマンス向上にも繋がる解決策について解説します。
1. なぜ胸や肩周りの筋肉の硬さが原因なのか?
ゴルフスイングは、全身の筋肉を使って行う複雑な運動です。
特に、スイング始動やダウンスイングでは、胸や肩周りの筋肉が大きく使われます。
しかし、これらの筋肉が硬いと、神経が圧迫され、手や指に痺れや痛みが出てしまうのです。
また、硬い筋肉は可動域が狭くなり、スイングの動きを制限してしまうため、飛距離低下やミスショットの原因にもなります。
2. セルフチェックで確認しよう!胸や肩周りの筋肉の硬さ
次のセルフチェックで、自分の胸や肩周りの筋肉が硬いかどうかを確認してみましょう。
① 鏡の前で立位の状態で手を身体の横へ
② 軽くて肩を左右に振って、その後動きを止めて力を抜く
③ 鏡に手の甲が少しでも向いていれば、胸や肩周りの筋肉が硬くなっている可能性があります(手の甲は真横に向いているのが望ましい)
3. 手の痺れや腱鞘炎を防ぎ、ゴルフのパフォーマンスを向上させるためのストレッチ
硬くなった胸や肩周りの筋肉をほぐすストレッチは、手の痺れや腱鞘炎の予防だけでなく、ゴルフのパフォーマンス向上にも効果的です。
【ストレッチ1:胸の筋肉をほぐす】
- 腕を反対側の脇に寄せ、肘を90度に曲げる
- 肘をゆっくりと後ろに引き、胸の筋肉をストレッチする
- 左右とも10回ずつ行う
【ストレッチ2:肩甲骨周りの筋肉をほぐす】
- 腕を体の横に下ろし、肘を軽く曲げる
- 肩甲骨を寄せるように、背中を丸める
- そのまま、肩甲骨を後ろに引き、肩甲骨周りの筋肉をストレッチする
- 10回ずつ行う
4. まとめ
アマチュアゴルファーが陥りやすい手の痺れや腱鞘炎は、胸や肩周りの筋肉の硬さによる神経の圧迫が根本的な原因です。
セルフチェックで自分の筋肉の硬さを確認し、ストレッチでほぐすことで、症状の予防・改善だけでなく、ゴルフのパフォーマンス向上にも繋げることができます。
今回ご紹介したストレッチを、ぜひ毎日の練習に取り入れてみてください。
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