ゴルファーに多い悩みのひとつである「坐骨神経痛」の原因となる梨状筋の硬直について、その原因から改善するためのストレッチまでを詳しく解説していきます。
梨状筋とは
梨状筋は、お尻の奥深くにある小さな筋肉ですが、坐骨神経が通る重要な場所です。この筋肉が硬くなると、坐骨神経を圧迫し、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。
ゴルフスイングと梨状筋の関係性
ゴルフスイングは、体幹や下半身の筋肉を複雑に連動させる運動です。特に、腰をひねる動作や、地面を蹴り出す動作は、梨状筋に大きな負担をかけます。
梨状筋が硬くなる原因
- ゴルフスイングの繰り返される動作:特にスイングの際に腰をひねる動作が、梨状筋に負担をかけます。
- 姿勢の悪さ:猫背や反り腰など、普段の姿勢が悪いと、梨状筋が常に緊張状態になりがちです。
- 運動不足:運動不足により、筋肉が硬くなりやすく、梨状筋も例外ではありません。
- 冷え性:冷えは筋肉を硬くさせ、血行不良を引き起こし、痛みを悪化させることがあります。
坐骨神経痛の症状
- お尻や太ももの裏側の痛み
- 痺れ
- 歩行時の痛み
梨状筋のストレッチ方法
仰向けで行うストレッチ
- 仰向けになり、片方の膝を立てて、反対側の足首を立てた膝の上に置きます。
- 立てた膝の方へ、ゆっくりと上体を倒していきます。
- 痛みを感じない範囲で、30秒ほどキープします。
- 反対側も同様に繰り返します。
うつ伏せで行うストレッチ
- うつ伏せになり、両手を頭の横に置き、顔を床から上げます。
- 片方の足を後ろに伸ばし、つま先を天井に向けます。
- 伸ばした足の方へ、ゆっくりと上体を捻ります。
- 痛みを感じない範囲で、30秒ほどキープします。
- 反対側も同様に繰り返します。
椅子に座って行うストレッチ
- 椅子に浅く腰かけ、片方の足を組んで、外くるぶしを反対側の膝の上に置きます。
- 組んだ足の方へ、ゆっくりと上体を倒していきます。
- 痛みを感じない範囲で、30秒ほどキープします。
- 反対側も同様に繰り返します。
ストレッチを行う上での注意点
- 痛みを感じたら無理をしない:痛みを感じたら、すぐにストレッチをやめましょう。
- 毎日続ける:毎日少しずつ続けることが大切です。
- 温めてから行う:お風呂上りなど、体が温まっている状態で行うと効果的です。
- 他のストレッチも取り入れる:梨状筋だけでなく、他の筋肉もストレッチすることで、より効果が期待できます。
その他の対処法
- 冷やさない:冷えは筋肉を硬くさせるため、温めるようにしましょう。
- マッサージ:テニスボールなどを用いて、お尻の筋肉をマッサージすることで、筋肉の緊張をほぐすことができます。
- 専門家への相談:症状が改善しない場合は、整形外科や整骨院など、専門家に相談しましょう。
まとめ
梨状筋の硬直は、ゴルフスイングのパフォーマンスを低下させ、坐骨神経痛を引き起こす原因となります。今回紹介したストレッチを参考に、ぜひ実践してみてください。しかし、症状が続く場合は、専門家にご相談ください。
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