ゴルフスイングの基本となるアドレス。しかし、多くの方が「背中が丸まってしまう」という悩みを抱えています。背中が丸まることで、スイング軸がぶれ、飛距離ロスやスイングの安定性に悪影響を及ぼす可能性があります。
この記事では、アドレスで背中が丸まる原因と、それを改善するための効果的なエクササイズをパーソナルトレーナーの視点から解説します。自宅でも簡単にできるストレッチやトレーニングを紹介するので、ぜひ実践して、より良いスイングを目指しましょう!
なぜアドレスで背中が丸まるのか
アドレスで背中が丸まる原因は様々ですが、主なものとして以下のものが挙げられます。
- 姿勢の悪さ: 日常生活での猫背習慣が、ゴルフのアドレスにも影響を与えている可能性があります。
- 柔軟性の不足: 特に胸や肩周りの柔軟性が不足していると、背中を伸ばしにくくなります。
- 体幹の弱さ: 体幹が弱いと、正しい姿勢を維持することが難しく、背中が丸まってしまうことがあります。
- クラブの選び方: 長すぎるクラブを使用していると、体勢が崩れやすくなり、背中が丸まる原因となることがあります。
背中が丸まることで起こる問題点
- スイング軸のブレ: 背中が丸まると、スイング軸がぶれ、安定したスイングができません。
- 飛距離のロス: 体幹の回転が制限され、飛距離が伸びにくくなります。
- スイングのバラつき: ダフリやトップの原因となることがあります。
- 腰痛や肩こりの原因: 長期的に背中が丸まった状態が続くと、腰痛や肩こりを引き起こす可能性があります。
アドレスの背中丸まりを改善する効果的なエクササイズ
ウォーミングアップ
- 肩回し: 肩の関節を大きく回して、肩周りの筋肉を温めます。
- 腕振り: 腕を大きく振り、肩甲骨の可動域を広げます。
- 体幹ツイスト: 体を左右にねじることで、体幹を温めます。
胸を開くストレッチ
- ドアフレームストレッチ: 両腕をドアフレームに当て、胸を大きく開きます。
- タオルストレッチ: タオルを背中に回して、両手で引っ張りながら胸を開きます。
肩甲骨周りのストレッチ
- 肩甲骨はがし: 壁に手をついて、肩甲骨を上下左右に動かします。
- 猫背改善ストレッチ: 四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりを繰り返します。
体幹を安定させるエクササイズ
- プランク: 腕とつま先で体を支え、体幹を固定します。
- ブリッジ: お尻を上げ、体幹を安定させます。
- サイドプランク: 横向きになり、肘と足をついて体幹を固定します。
柔軟性を高めるストレッチ
- ハムストリングスストレッチ: 足を伸ばして座り、つま先に手を伸ばします。
- 股関節周りのストレッチ: あぐらをかいて、膝をゆっくりと倒します。
各エクササイズの回数、セット数、注意点、ポイント
- 回数: 各エクササイズ10~15回を目安に行いましょう。
- セット数: 2~3セット行いましょう。
- 休憩時間: 各セット間は30秒~1分程度休みましょう。
- 注意点: 痛みを感じたら無理せず、ゆっくりと行いましょう。
- ポイント: 正しいフォームで行うことが大切です。
アドレスのチェックポイント
- 背骨をニュートラルに保つ: 猫背にならず、背骨が自然なS字カーブを保っているか確認しましょう。
- 視線はボールの少し先: 目線はボールの少し先を向くようにしましょう。
- 膝は少し曲げる: 膝を軽く曲げ、重心を安定させましょう。
まとめ
アドレスで背中が丸まる原因と、それを改善するための効果的なエクササイズを紹介しました。これらのエクササイズを継続的に行うことで、より良いアドレスを作り上げ、ゴルフスイングの安定性向上に繋げることができます。
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