ゴルフクラブ選びは、アマチュアゴルファーにとって永遠の課題です。
飛距離アップを期待して重いクラブを選択したものの、思うように振り切れず、結果的にミスショットが増えてしまう…そんな経験はありませんか?
実は、ゴルフクラブの重量と身体の力は密接な関係があり、適切な重量を選択することで、飛距離アップと方向性を両立させることができます。
この記事では、パーソナルトレーナーと機能解剖学者の視点から、アマチュアゴルファーに向けて、以下の3つのポイントについて解説します。
- ゴルフクラブの重量がスイングに与える機能解剖学的影響
- 筋力トレーニングと柔軟性向上による飛距離アップと方向性向上
- 自分に合ったクラブ重量を見つける方法
1. ゴルフクラブの重量がスイングに与える機能解剖学的影響
ゴルフクラブの重量は、スイング軌道、ヘッドスピード、ボールの飛び方に大きく影響します。
1.1 軽すぎるクラブ
軽すぎるクラブは、
- 手首のスナップが強くなり、スイング軌道が不安定になる
- ヘッドスピードが上がりやすく、飛距離アップが期待できる
- 前腕筋群への負担が軽減される
- 上腕筋群、体幹筋群への負荷が不足し、パワー不足に繋がる
- 手首の可動域が過剰になり、方向性が悪くなる
といった特徴があります。
1.2 重すぎるクラブ
重すぎるクラブは、
- スイング軌道が安定し、方向性が良くなる
- ヘッドスピードが遅くなり、飛距離が落ちる
- 体幹筋群への負担が大きくなり、疲労や怪我のリスクが高まる
- スイングスピードが遅くなり、タメを作るのが難しくなる
- 肩甲骨周りの可動域が制限され、スイングがぎこちなくなる
といった特徴があります。
2. 筋力トレーニングと柔軟性向上による飛距離アップと方向性向上
適切なクラブ重量を選択しただけでは、飛距離アップと方向性を両立させることは難しいです。
2.1 体幹トレーニング
体幹トレーニングによって、スイング軸が安定し、方向性が向上します。
- 腹横筋、多裂筋など体幹深部筋群を鍛えることで、スイング軸を安定させる
- 腹斜筋、脊柱起立筋など体幹周辺筋群を鍛えることで、スイングのパワーを向上させる
2.2 下半身トレーニング
下半身トレーニングによって、下半身のパワーが強化され、ヘッドスピードが向上します。
- 大臀筋、ハムストリングスなど下半身筋群を鍛えることで、スイングのパワー源となる下半身強化
- 股関節周りの柔軟性を向上させることで、スムーズな体重移動を実現
2.3 上半身トレーニング
上半身トレーニングによって、上半身のパワーと柔軟性が向上し、スイング軌道が安定します。
- 僧帽筋、広背筋など上半身筋群を鍛えることで、スイングに必要なパワーを向上させる
- 肩甲骨周りの柔軟性を向上させることで、スムーズなスイングを実現
- 胸筋、腕周りの柔軟性を向上させることで、スイング軌道が安定
2.4 ストレッチ
ストレッチによって、柔軟性が向上し、体の可動域が広がり、スムーズなスイングが可能になります。
- 股関節、肩甲骨周りの柔軟性を重点的に行う
- 筋肉の緊張をほぐし、可動域を広げる
3. 自分に合ったクラブ重量を見つける方法
3.1 体格・筋力
一般的に、体格が大きい人や筋力がある人は、重いクラブを扱えます。逆に、体格が小さい人や筋力が弱い人は、軽いクラブの方が扱いやすいです。
3.2 スイングタイプ
スイングタイプによっても、適切なクラブ重量は異なります。
- アッパーブローに打つ人は、軽めのクラブ
- ダウンブローに打つ人は、重めのクラブ
がおすすめです。
3.3 機能解剖学的評価
筋力、柔軟性、関節可動域などを機能解剖学的に評価することで、
- 体格や筋力だけでなく、関節の可動域や筋バランスなども考慮
- 潜在的な筋力や柔軟性の問題点を発見し、改善策を提案
3.4 試打
実際に試打して、自分に合ったクラブを見つけることが重要です。ゴルフショップや練習場などで、さまざまな重量のクラブを試してみましょう。
試打のポイント
- 自分に合った長さのクラブを選ぶ
- グリップの太さも調整してみる
- 実際にボールを打ってみて、自分のスイングに合うかどうか確認する
- 複数のクラブを比較して、自分に最適なクラブを選ぶ
まとめ
ゴルフクラブの重量は、アマチュアゴルファーにとって重要な要素です。
自分に合ったクラブ重量を選択し、筋力トレーニングと柔軟性向上によって身体の力を強化することで、飛距離アップと方向性を両立させることができます。
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