はじめに
アマチュアゴルファーの悩みの種の一つに、ゴルフスイング中に右サイドに力み過ぎてしまい、クラブが傾いてしまうという問題があります。この悩みを抱えている方は少なくありません。この記事では、この問題の原因と、改善するための具体的な筋トレ方法について、パーソナルトレーナーの視点から解説していきます。
なぜ右サイドに力んでしまうのか
右サイドに力んでしまう原因は様々ですが、代表的なものとして以下のものが挙げられます。
- 体の軸がぶれる: 体の軸がぶれることで、バランスを取るために右側に力が入ってしまうことがあります。
- 柔軟性の不足: 特に肩や胸の柔軟性が不足していると、腕を十分に振ることができず、代償動作として右側に力を入れてしまうことがあります。
- 筋力バランスの崩れ: 右側の筋肉が過度に発達していたり、左側の筋肉が弱かったりすると、スイング中に右側に力が入りやすくなります。
- 心理的な要因: スライスやフックなど、ボールの曲がりが気になるあまり、力んでしまうことがあります。
右サイドの使い方とクラブの傾きの関係
右サイドは、スイングの後半でクラブヘッドを加速させる重要な役割を担っています。しかし、力み過ぎてしまうと、クラブが目標に対して開いてしまい、スライスやプッシュアウトの原因となります。また、手首がコックされすぎてしまうことで、インパクトで力が入りづらくなり、飛距離ロスにもつながります。
改善するための筋トレメニュー
右サイドの使い過ぎを改善するためには、以下の筋トレメニューを行うことが効果的です。
1. 体幹の安定性を高めるトレーニング
- プランク: 体幹全体を鍛える基本的なエクササイズです。
- サイドプランク: 体幹の側屈筋を鍛え、体軸の安定性を高めます。
- トランクツイスト: 体幹の回旋運動を鍛え、スイング中の体の回転をスムーズにします。
2. 肩の柔軟性を高めるトレーニング
- 肩回し: 肩関節の可動域を広げ、柔軟性を高めます。
- ドア枠ストレッチ: 胸の筋肉を伸ばし、肩関節の動きをスムーズにします。
- タオルストレッチ: 肩甲骨周りの筋肉を伸ばし、肩の可動域を広げます。
3. 筋力バランスを整えるトレーニング
- ダンベルローイング: 背中の筋肉を鍛え、体幹の安定性を高めます。
- ダンベルショルダープレス: 肩の筋肉を鍛え、上半身の筋力バランスを整えます。
- ワンハンドロー: 片腕ずつ行うことで、左右の筋力差を解消します。
4. 具体的なトレーニング方法
各エクササイズの具体的なやり方については、インターネットや専門書を参考にしたり、パーソナルトレーナーに指導を仰ぐことをおすすめします。
その他の改善策
- スイングのチェック: スイング動画を撮影し、客観的に自分のスイングをチェックしましょう。
- プロのレッスンを受ける: プロの指導を受けることで、より効率的にスイングを改善することができます。
- リラックスしてスイングする: 力み過ぎず、リラックスしてスイングすることを心がけましょう。
まとめ
右サイドに力んでしまう問題は、正しい体の使い方と、適切な筋力トレーニングを行うことで改善することができます。この記事で紹介した内容を参考に、ぜひ実践してみてください。
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