ゴルフスイングにおいて、飛距離アップや方向性の安定を目指すためには、体幹や下半身の力だけでなく、上半身の柔軟性も非常に重要です。特に、肩甲骨の可動域は、スイングの幅やパワーに大きく影響を与えるため、意識的に鍛える必要があります。
本記事では、アマチュアゴルファー向けに、ゴルフスイングに必要な肩甲骨の可動域と、今日からできる簡単エクササイズについて詳しく解説します。
1. ゴルフスイングにおける肩甲骨の役割
肩甲骨は、背骨と鎖骨をつなぐ可動性の高い骨で、腕を動かす際に重要な役割を果たします。ゴルフスイングにおいても、肩甲骨の柔軟性が十分であれば、以下のような効果が期待できます。
- スイングの幅が広がる:肩甲骨がスムーズに動くことで、テークバックを大きく取りやすくなり、より大きなスイングが可能になります。
- 飛距離がアップする:大きなスイングが可能になることで、ヘッドスピードが上がり、飛距離アップにつながります。
- 方向性が安定する:肩甲骨の柔軟性が向上することで、スイング軌道が安定し、方向性が安定します。
- 怪我のリスクを減らす:肩甲骨周辺の筋肉が柔軟であれば、スイング時の負担が軽減され、怪我のリスクを減らすことができます。
2. 理想的な肩甲骨の可動域
ゴルフスイングに必要な肩甲骨の可動域は、以下の通りです。
- 前傾姿勢で腕を真上に上げる:腕が耳より上に上がる程度
- 腕を体の後ろに回す:肘が背中を超える程度
もし、これらの可動域に達していない場合は、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなっている可能性があります。
3. 肩甲骨の可動域を広げるエクササイズ
肩甲骨の可動域を広げるためには、以下のエクササイズが効果的です。
1. 肩甲骨寄せ
- 背筋を伸ばして立ち、両手を体の前で合わせます。
- 息を吐きながら、肩甲骨を寄せ、胸を張ります。
- 息を吸いながら、肩甲骨を元の位置に戻します。
- 10回を3セット行います。
2. 腕回し
- 背筋を伸ばして立ち、両腕をまっすぐ伸ばします。
- 息を吐きながら、肩甲骨を大きく回しながら腕を回します。
- 前方と後方の両方、それぞれ10回ずつ行います。
3. タオルストレッチ
- 背筋を伸ばして座り、タオルの両端をそれぞれ両手で持ちます。
- 息を吐きながら、タオルを後ろに引くように、肩甲骨を寄せ、胸を張ります。
- 息を吸いながら、タオルを元の位置に戻します。
- 10回を3セット行います。
4. ポイント
- エクササイズは、無理のない範囲で行うことが重要です。
- 毎日継続して行うことで、効果を実感しやすくなります。
- 痛みを感じたら、無理せず中止してください。
4. まとめ
ゴルフスイングにおいて、肩甲骨の柔軟性は非常に重要です。今回紹介したエクササイズを毎日継続して行うことで、肩甲骨の可動域を広げ、飛距離アップや方向性の安定を目指すことができます。
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